ロバの王子

思いつくままに文章を書くのは結構楽しい事に気づいた。

ばんばん書いて行こう。

 

ホームページを作っているので、

パソコンに入っている十年分の絵や写真を

底からさらって行く。(あるだろうと思っていたデータがなかったりするのだが・・・)

その中に、日記もちょこちょこ残していた。

あやうく捨てるところだった。

 

すっかり忘れていたので、ちょっと目を通す。

 

一番自分らしいなあと思ったのは、

七年前の日記で、「ロバの王子」という絵本の感想。

前日に絵本を数冊読んだ中の特に一冊が心に残ったらしい。

 

以下抜粋

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特に気に入ったのは「ロバの王子」
 絵もこれじゃないといかん!凄く可哀想で可愛い。
 子供がいない王様とお妃が魔法使いに子供を産めるようにお願いするのだが
 代金に偽物をつかませたので魔法使いは怒ってロバの王子を産ませた。
 当然誰も可愛がらなかった。でも王子は気に入られよう、立派な王子になろうと努力して
 いた。ある日宮廷にリュート弾きが来て、王子はリュートの音色に聞きほれ、
 直々にリュートを教えてもらう。みるみる上達して両親に聞かせるが、二人とも
 ろくに聴いてくれない。王子は絶望してリュート一つで城を飛び出した。
 そして別の国の城を見つけ、そこで王様と姫に一曲演奏して聞かせると
 「是非ここにいてくれ」と言われ、しばらくそこで幸せな日々を過ごす。
 悲しい歌を忘れてしまうほど。
 ある時三人の婿候補が来て、姫が好きだったロバの王子は悲しくて
 城を出る決意をする。そしたら姫が悲しんで「行かないで!
 的な展開になって、あとはもう童話なので幸せになります。

 その辺はどうでもいいけど、王子が頑張ってるのに誰も相手にしてくれないとことか、
 絶望して城を出る辺りが、絵的にも最高!
 まあ綺麗に終わってよかったかな、という気もするし。
 そんな経験をした王様なら素敵な国に出来るんじゃないかな、と思う。

 

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何で王様なのに代金に偽物なんてつかませたんだろう。

その時点でろくでもないなあ。

そしてロバだからって可愛がらないなんて。

そんな城は飛び出して正解だ。

 

べた褒めしてる割に、絵が全く思い出せないんだけど。

 

自分らしいなあと思う箇所は

「ハッピーエンドのとこは全然興味ないんだけど、ロバの王子が

努力をするあたりは素晴らしい」のあたり。

 

多分何回読んでも同じ。