ももへの手紙

急に見たくなって、借りて来た。
去年メディア芸術祭で受賞していたアニメ作品。
(メディア芸術祭での受賞作は、大抵本当に当たりなので)

結果、やっぱりちゃんと面白かった。
妖怪が三人出てくるんだけど、
動きや表情が、人間より人間らしいくらい
相当リアルで思わず嫌悪感を催すほどだった(笑)

むちゃくちゃ観察しているなあ、
あらゆる人間の動き。

主人公の六年生の女の子、ももは
最初ぼやーっと見えてた妖怪が、
はっきり見えるようになって、
最初は慌てるんだけど、その妖怪達の
「悪い奴らじゃない」感にほだされて
だんだん仲良くなる。

「自分だったら、どうだろうなあ〜仲良くなれるかなあ」と想像してしまった。無理っぽいなあ。


あとすごいリアルなのは、
ももは最初急に島に引っ越す事になるんだけど、
その島の子達とうまく馴染めない感がよく出てる。
いやー、ああなるよなあ、誰でも。

全体的に、隣のトトロっぽい映画でした。
さつきが一人っ子で、
やたら駄目人間っぽいトトロが大中小の三人いる、
と言ったら大体説明出来てると思う。