京都編ー中国人ゲイカップルー

京都駅から清水寺に向かうバスの中で、
中国人のゲイカップルがいた。

何故ゲイと分かるかと言うと、
下記のような状況証拠があるからだ。

まず、バスは満員で、通路に人がわんさか立っていた。
朝のラッシュの山手線並みだ。
この状態で、京都から清水寺最寄駅まで15分程度、
ほとんど誰も下りず、ぎゅうぎゅうで目的地に向かう。

私は最後の方で無理やり乗ったので、
バスの真ん中のドア付近に立っており、
彼らはその二ー三人前に立っていた。

年の頃は20代半ばで、2人とも眼鏡。
ちょっとお洒落なインテリ風。
大学生かもしんないなー。それとも社会人かビミョーな所。

別に容貌としてはさして美しいわけでも無く、
どこにでもいるようなごく一般的な中国人だ。
(はっきり中国語の会話が聞こえたわけではないが、
雰囲気的に韓国人ではなかった。)

満員で身動きできないまま、前を向いていたら、
その2人がなんとなく目に入ってきた。
最初はそんなに気にしてなかったけど、
2人のボディタッチがやたら激しいな、、、
と目に付き出した。

両方男なのになあ、、、
なんか目付きも怪しいな、、、
いや、妖しいというか。。。
うーん、、これは、、、おそらく、、いや、間違いなかろう、
証拠を掴みたい!!

と思って万引きを見張る万引きGメンのように
彼らを観察しだした。
だって視界に入ってくるんだもん。
ワクワク。

乗客は大体進行方向を向いてる。
その2人の片方も、私も、例に洩れず正面を見ているため、
彼の顔は見えないのだが、もう1人の方が、
やたらにその彼側を向くので、そいつの顔だけは見える。

誰に似てるかなと思って考えたら、
フリーザかな。(byドラゴンボール)
眼鏡をかけた、ちょっとお洒落な、
年の頃20代後半のフリーザ様と想像して頂ければ良いかと。
男色家の。

白いジャケットのもう1人は、、、振り返らないから
顔を確認出来ないが、
ちょこちょこ見える横顔が、
うちの父親の若い頃に似てなくもない感じだったので、
そこはもう見るのをやめました。
脳内、ストップ。


もう、超見つめ合っとるんですわ。
そんでいかにもバスが揺れるからさーという感じで、
ひたすらベタベタベタベタしてますわ。
ふむふむ、証拠1。

いや別に気分悪いとかじゃなくて、
(物事は多角的に受け止めよう、という主義。)
純粋に興味を抱いてこっそりじっくり観察したねー。

白いジャケットの方がiphoneを取り出したので、
画面がチラッと見えたけど、ホーム画面が
あれはおそらくフリーザ様その人、、、
こ、これは、、、確実な証拠2。

仮にあれがフリーザじゃなかったとして、
「海辺に立つ男の写真」をホーム画面にするノンケの男がこの世にいるだろうか、いやない。(反語表現)

万引きGメンが万引きの瞬間を抑えた瞬間のような気持ちになりました。
「はい、警察は呼んだからあの奥の部屋で事情を詳しく聞こうか
(=もっかいそのiphoneの画面ちゃんと見せてみ。)」


いや、むしろ、応援するよ?
いいじゃんね、遺伝子XYの彼らが遺伝子XXの女に興味無くてもね。
そこは生物的に強制ではなかろう。
ってか頭いいとそうなっちゃうんだよ、きっと。
常識を覆す彼らに一票!


会話、、、どんな感じなんやろ。
近くに寄って行きたいが、無理っぽい。
(無粋なミーハーですみません。)
「女なんてだせーよな」なのだろうか、、、
ああ~もっとちゃんと中国語の勉強をしとかないと
こういう時困るぞ。

会話が聞けたら、私の中国語の知識をフル稼働で翻訳するけどなー
いかにも中国語なんてわかりませ~んと言った感じで何食わぬ顔で聞きつつ。
(あれ?いつの間にどこでこんな大人になっちゃったのかな。ま、いっかあ)

清水寺での彼らも観察したい所だが、
その前のバス停で降りちゃったので、
旦那に話した。

「いやーいまさっきここにいた2人が完全に中国人のゲイカップルだったよo(^▽^)o」
「えっなんで」(⇦おそらく「こいつそういう話好きだからな、、、と呆れてる」)
「いやー超ベタベタお互い触ってるし、iphoneのホーム画面が男の写真だった」
「それは、、、終わってるな」
「いや、むしろ始まってるだろう( ´ ▽ ` )ノ」

フリーザ様は女が嫌いそうだけど、
世間体の為に偽装結婚しそうな雰囲気だったなあー。
ワクワク。なんでワクワクすんのか、、、でもワクワク。