今読んでる本

まだ読み終わってないけど、読み途中の本達。

 

科学者のわけのわからん生態が、面白い。

まともじゃなくたって、いいじゃない、という気分になる。

得意不得意があってこその人間だぜ。

 

芸術家の年賀状は、昭和の芸術家の年賀状が多数掲載されてるけど、

一番気に入ったのは高橋春佳さん。すごいカラフルで群を抜いてモダン。

日本ではあんまり知名度ないが、海外にコレクターがいるそう。

 

フェーヴってのは、フランスで家族や友人が集まって食べる伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」

、その中に入ってる小さな陶磁器のこと。

海洋堂のフィギアとまではいかない再現性だけど、

たくさん種類があって、色も形もいろいろで可愛い。

そのガレットを切り分けて、自分のとこにその小さなフィギア(?)が入ってた人は一日紙製の王冠被って王様になれるんだってー食べてみたいなあ。

 

リンチのエッセイは、超面白い。

文も短く、とても読みやすい。

 

瞑想が趣味らしい。

彼の不思議な映画のイメージの源は、その瞑想にあるそう。

夏に渋谷で見た彼の版画展もとても良かった。

 

印象に残った部分。

精神科医のセラピーを一度受けようとしたんだけど、(何があったのかは書かれていない)

「診察を続けると、何かしら創造力にダメージを与えることになりませんか?」と診察前に医者に聞いた。

医師はこう答えた。「そうだね。正直に言えばその通りだよ。」

私は精神科医と握手をし、その場を後にした。

 

 

アーティストの手記は、大抵面白い。