船を編む

"舟を編む"を借りて来た。
なんか、久々にレンタルしたら、値段高くなってない?

こんなもんだっけ...

三浦しをんの"舟を編む"は本屋大賞にもなってて、
書店でずらっと並んでたから、
「本読む前に映画で見ようっと」と思ってたのだけど、
劇場に見に行ったと言う友人が「そんなでもなかったよ」と言ってたのを
あっさり信じて、見損ねたのであった。

最近また三浦しをん(原作者)の本をちょこちょこ読んでて、
彼女がいかにオダギリジョーの大ファンかよーく分かるんだけど、
近所のゲオでたまたま出演者見たら、
なんとオダギリジョー本人が出てるじゃん!

しをんさん、鼻血吹いて死んで無いかな…
と心配になり、オダジョーがチョイ役なのかがっつり出てんのか
確認する為に借りて確認する事にした。

(エッセイの中で、もしオダジョーと付き合うならどんな付き合い方をしたいかと言うと、三年に一回くらい、自宅ポストに「これオススメのCDです」ってメモとCDが入ってる、そんなのがいいな、と言って友人達に総ツッコミを入れられていた。)

いやー、面白くなかったって言ってたの誰だよ!!
無茶苦茶感動したわい。

何がいいって、
松田龍平の演技のコミュ障っぷり。
うまいなあ〜研究したのか本人にその要素があるのか謎だが
わざとらしくなく、ほんまもんな感じが出てる。

あと、昭和な建物と大量の本に埋もれとる感じ。
も、萌え〜!
前半は萌え死にしかけるが、
(なんたって恋文が筆で縦書きですから。)
後半は彼の仕事(辞書編成)に対する情熱を見事に描いていて、
思わず私も辞書作りたくなっちゃったよ。

(15年とかかかるらしいから、ほとんど建築物並みだなあ。)


オダジョーのチャラ男っぷりも、
映画の要素として効いていた。

こんな映画が出来て、
良かったね、しをんさん!!