香水

意外な所で最近ちょっと香水にハマっている。
と言っても、知っているのはほんの何種類かで
まだ全然詳しくない。

きっかけは、
二年くらい前に買ったマークバイマークジェイコブスの
デイジーという銘柄の香水。
香りというより、蓋に沢山花が咲いているという、
単にそのボトルの形状が気に入ったので買った。

その時試供品で二つ小瓶を貰った。
不思議なもので、
ちょっとしか無いとものすごくいい香りに感じる。

特に片方はとても気にいっていたのだが、
持ち歩いていたらポーチの中で蓋が空いてて、
そのポーチだけ強烈な匂いに包まれたものの、
中身は瞬時に消えてしまった...まさに覆水盆に返らず。

しばらくして「あれたしかブルガリって書いてたなあ」、
とふっと思い出し、表参道のブルガリ直営店で店員に相談し
探すもとうとう見つからず。
じゃあしゃーねえなあ、とあっさり諦める。


最初、全く興味のなかった
もう一つの方の小瓶の香りが最近になって気に入り、
大きいのを買う事にする。
(販促効果めっちゃあるなあ)

時間が経って文字がかすれ気味でうまく読めないが、
なんとか判別出来る部分を頼りに検索すると、
どうやら「アニック・グタール」の「プチ・シェリー」と言うらしい。
そもそもブランドというものに全く詳しくないのだが、
新宿伊勢丹の香水コーナーで売り場の人に聞いてみる。

「アニなんとかいうやつです(すでにあやふや)」
「アニック・グタールでしょうかね」
「ああーそれっぽい...それのプチなんとか」
「プチ・シェリーですね、一番人気のものですよ」

それをいざ買おうとした時、ブルガリの方が気に入ってたんだけど、

直営店で何種類か匂いをかがせて貰ったが結局何か分からなかった、

という話を店員にこぼしたら、彼女がいくつか持って来てくれて、
「あ、これだ!」というものが見つかる。
迷ったけど、なんだかんだで今回はプチ・シェリーにする事にした。

一人で家にいる時とかにつけてる。

昔、映画館で一度だけ知らないお姉さんからとても好みの香りがして、
「それ、何の香りですか」って聞きたかった事があるけど、
怪しいだろうと思ってやめた。
そういうのは、その一回だけ。

香りの趣味って個人個人でかなり違うから
あんまり好みじゃ無い香りがしたら迷惑かと思ってなるべく人には分からないようにしている...のだが、周囲の人、苦手な香りがしてたらすみません。

(そもそも最近あまり人に会わないんだけど。)

今回もおまけのサンプルが三つついてて、
そのうちの一つがとても気に入ってる。
やはりアニック・グタールの「アン・マーティン・ド・オラジェ」。

ってパッケージに書いてるけど、こう読むのかは不明。
売り場ではあまり好ましく感じなかったけど、
のちのち「これが一番好きだなあ」と思うようになった。

おまけの他の二つは売り場ではいい香りに感じたものの、
家でかいでみると「なんか違うなあ」と思った。
場所で香りの感じ方が変わるのだろうか。

好きな香り探しって、
結構面白いなーと思う。


柳美里著

「まちあわせ」の表紙にイラストが使われました。

(発売:2016.11.8)

 

よろしくお願い致します!