ミヒャエル・ボレマンス:アドバンテージ

品川方面に用事があったので、

雨降ってたけど原美術館近いなあと思って、

見たかったミヒャエル・ボレマンス展に行って来た。

 

良かった〜。

 

ミヒャエル・ボレマンスはそんなに大きくないキャンバスに

落ち着いた色合いの油絵(特に人物が主)を描く人。

 

以前、トリエンナーレでいくつか見た事はあったけど、

こんなにたくさん一気に見るのは初めて。

 

素敵な点は、展示方法がとてもシンプルなところ。

ほとんどの絵に額もつけず、そのまま飾ってる。

そして絵と絵の間隔も、

すごく近く密集してたり、

一点だけぽつんと一人でいたりして、

とても意味ありげ。

 

絵は、髪がとてもいいなあと思った。

うなじとかつむじが妙にリアル。

 

 

 

好きだったのは二階の”セイウチ”と”パン”と

一階のサンルームの”聖なる子”かな。

 

ぱっと見描きかけみたいにも見えるんだけど、

描いてて命が宿ったなあと思った瞬間にそこでさっとやめるのかなあ

と思った。

 

 

説明しすぎないとこがいいんでしょうなあ。