鎌倉

父親が若い頃世話になっていた人の家に挨拶に行くというので、
私も数年ぶりにその鎌倉のお宅に着いて行った。

なんだか人間離れしたご家族で、
こういう人達も現実にいるんだなあと思って、
いつも大変興味深い。

ハーフの美しい子が家をうろちょろして、
バレリーナとかフランス人とかパティシエなど、横文字のオンパレード。
いつもリアルに異次元に彷徨いこんだ気持ちになります。

頭にスカーフを巻いて絵になる60代の女性が
日本人にもいるんだなあ...。

今回最もすごいなあと思ったのは、
庭の桜の木の虫駆除対策。

お庭に色とりどりの木々や植物が生えていてとても綺麗なんだけど、
虫が寄って来て大変じゃ無いですかと聞いたらさらりと、
「大丈夫よ、バリアを張っているもの」と返された。
「バリア?」
「そう、こうやって。」と掌を木にかざす。
ハンドパワーか気の力で、変な虫がつかないようにしているそうだ。

うーん、彼女がそうすると
素直に信じちゃうんだよね。

あの家で不思議なことを言われても大抵信じてしまいそうだなあ、
と思う。

柳美里著

「まちあわせ」の表紙にイラストが使われました。

(発売:2016.11.8)

 

よろしくお願い致します!